中禅寺湖や男体山の大自然に恵まれたその畔に中禅寺があります。
中禅寺は、立木観音ともいわれ
坂東三十三観音霊場の第18番札所。
ご本尊は、根のある桂の一本木(立木)をそのまま彫られた千手観音様。
全高は6メートル。大幅な修理もなく、作られた約1200年前のお姿そのままという。脇侍の四天王像は源頼朝が戦勝祈願に寄進したもの。
荘厳で慈愛に溢れたそのお姿に、至近距離で対面できた胸の高まりは、今でも忘れられません。
(※写真は中禅寺ホームページより)
~御詠歌~
中禅寺のぼりて拝む湖の 歌の浜地に たつは白波
境内最高所にある五大堂から見る景色は大パノラマ
ねずみ年の私にとって守り本尊である千手観音様は特別な存在。
メッセージをいただきたく、おみくじをひきました。
柳も春に会えば緑に
古き枝にも残りの花あり
雪にも霜にも苦労に耐え
黄金色増し まばゆく光る 「大吉」
(苦労の甲斐ありて大いに楽を得るかたちなり
前の苦労を忘れず、誠実に身を守るべし)
このありがたいお言葉で救われました。
この先も苦労は絶えないのでしょうが、世のため人のため「利他の心」を忘れずに頑張ろう!と誓い、立木観音様をあとにしました。
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