2012年5月26日

鐘楼堂では、梵鐘を見てみよう

とある札所で住職様から頂いたのですが、詳しく知りたく調べたら、文字が違う・・
弘法も筆の誤り…!?(正しくは、画像下)
(大本は阿含経に、記されています)

読みカナは同じですが・・・
一打鐘声
いちだしょうせい
当願衆生
とうがんしゅじょう
脱三界苦
だつさいかいく
得見菩提
とくけんぼだい


更に続きもあり・・・
願請賢聖
同入道場
願諸悪趣
倶時離苦


住職様から伺った意味は・・・
いちだしょうせい
一つつく鐘の音に
とうがんしゅじょう
皆とも願いを込めて
だつさいかいく
皆の苦しみも無くなるように
とくけんぼだい
又、善き処へと往けるように


・・・ちょっと中途半端感が(^^;)
全てを簡単に言うと・・・

(某大学教授の調べによる)
鐘の音を聞くことにより、
罪はあらわれ、
煩悩を解き、
清浄に往生できる。


是非、鐘を撞かれる際には一度見てください。

ちなみに、お大師さま(弘法大師)は
「鐘の知識を勧め唱うる文」(性霊集第9)の中で
「一打鐘聲、當願衆生、脱三界苦、得見菩提」
記述されており、以下のように伝えられていいます。

「鐘をひとつ打つその響きごとに、私達が全ての苦しみから解脱し、安らかな悟りの境地を得ることを願う」


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