とある札所で住職様から頂いたのですが、詳しく知りたく調べたら、文字が違う・・
弘法も筆の誤り…!?(正しくは、画像下)
(大本は阿含経に、記されています)
読みカナは同じですが・・・
一打鐘声
・いちだしょうせい
当願衆生
・とうがんしゅじょう
脱三界苦
・だつさいかいく
得見菩提
・とくけんぼだい
更に続きもあり・・・
願請賢聖
同入道場
願諸悪趣
倶時離苦
住職様から伺った意味は・・・
いちだしょうせい
・一つつく鐘の音に
とうがんしゅじょう
・皆とも願いを込めて
だつさいかいく
・皆の苦しみも無くなるように
とくけんぼだい
・又、善き処へと往けるように
・・・ちょっと中途半端感が(^^;)
全てを簡単に言うと・・・
(某大学教授の調べによる)
鐘の音を聞くことにより、
罪はあらわれ、
煩悩を解き、
清浄に往生できる。
是非、鐘を撞かれる際には一度見てください。
ちなみに、お大師さま(弘法大師)は
「鐘の知識を勧め唱うる文」(性霊集第9)の中で
「一打鐘聲、當願衆生、脱三界苦、得見菩提」と
記述されており、以下のように伝えられていいます。
「鐘をひとつ打つその響きごとに、私達が全ての苦しみから解脱し、安らかな悟りの境地を得ることを願う」
2012年5月26日
2012年5月12日
先達になるには
先達(せんだつ・せんだち)とは・・・
1.その方面で立派な仕事をして、後輩を導く人。先輩。先学。
2.修験道で、山に入って修行を行う際に指導する者。
3.先に立って導いていく人。案内者。指導者。
(※大辞林より)
つまり、四国八十八ヶ所霊場会の先達とは、「弘法大師信仰を拠り所とし、巡拝修行に勤め、さらに、模範・指導者として、四国八十八ヶ所の道案内をはじめ、巡拝道や札所寺院に関する知識を身につけ、人々を遍路へいざない、適切な指示や助言を行う役目のある人」といえるでしょう。
四国八十八ヶ所霊場会では、公認先達制度というものがあり、
筆記試験などはありませんが、一定の条件が定められています。
1.四国八十八ヶ所の札所全てを四回以上巡拝していること
2.四国八十八ヶ所の札所一ヶ寺の住職の推薦を受けること
(四国居住者は居住している県内の札所からの推薦を得なければならない)
3.先達研修会において、所定の課程を修了すること。
(次年度まで猶予はあるが欠席は認められない)
4.先達昇補について
先達→権中先達の場合 2年以上経過し、その間2回以上巡拝
権中先達→中先達の場合 2年以上経過し、その間2回以上巡拝
中先達→権大先達の場合 3年以上経過し、その間3回以上巡拝
権大先達→大先達の場合 3年以上経過し、その間3回以上巡拝
※但し、先達昇補については、年数と回数が揃えば良いというものではなく、その人が昇補に値するかどうか、申請し推薦する札所住職の判断があります。その上で、札所の属する部会及び霊場会本部の審査委員の審査を受けます
5.先達の補任・昇補に際しては、所定の礼録を納めなければならない。
しかし、1.3.5はクリアー出来たたとしても、2.の札所一ヶ寺の住職の推薦をいただくことは、容易なことではありません。
四国に住んでいる人で、札所の檀家であれば、まず問題なく推薦をしてもらえますが、四国以外の他府県から先達になりたいと思う人は・・・
例えば、住んでいる家の近くの真言宗のお寺の「講」に入って、四国八十八ヶ所を巡拝して、そのお寺から札所を紹介してもらって推薦を得る方法とか、
札所の企画する行事に参加して推薦してもらう方法とか、
がありますが、いずれにしても四国以外の人で、真言宗の宗派の檀家寺に無縁の人は、まず先達の推薦を受けることは難しいと思われます。
また、最近四国ブームで霊場札所に対して「四国八十八ヶ所霊場会公認先達」への推薦依頼が激増しているとかで、それぞれの札所は簡単には推薦してくれなくなった、と言われています。
ちなみに申請をする場合、
締め切り日は毎年8月末日で、申請書に「巡拝回数」「総会出席回数」などの必要事項を記入します。そして、上半身の写真を一枚貼付し、住民票を添付して推薦を受ける札所に提出して申請することになっています。
場合によっては巡拝回数確認のため、本人の名前を記入した『納経帳』を推薦を受ける札所に申請書と一緒に提出を求められる場合もあるそうです。
8月31日までに札所に提出された「先達昇補認定申請書」は、それぞれの札所の属する各部会(阿波部会・土佐部会・伊予部会・讃岐部会)の事務局に提出され、各部会での審議会に計られます。
各部会の審議会を通った申請書は、次に善通寺にある四国八十八ヶ所霊場会本部事務局に送られ、霊場会の審議委員会に計られます。そこで適任であると認められた方が、四国八十八ヶ所霊場会公認先達として認定許可を頂くことが出来ます。
そして、11月の中旬までに、審査結果は郵送にて本人宛てに合否の連絡がされます。
但し、認定許可をいただいた場合でも、12月上旬に善通寺で開催される『先達研修会』に必ず出席して、先達の研修を受けなければ、最終的に四国八十八ヶ所霊場会公認先達の認証資格を得ることはできません。
もし当日研修会に欠席した場合、翌年に限り申請手続きは免除され、翌年の研修会に出席すれば先達の認証資格を取得することが出来ます。
ちなみに当方は、関東在住者。家も真言宗ではありません。
ただ、思う事あり、必死に四国八十八ヶ所を巡拝していました。
すると、3回目の巡拝時に、とある札所の住職に、納経所にて
「君は今度お参りしたら先達になれる。うちのお寺から推薦するから、次回申し出なさい。」と言っていただきました。
仏様は見ています。
ただ回数を重ねるスタンプラリー的な遍路をする方は、どんなに回数を重ねても先達にはなれないでしょう・・・
もし、真剣に先達になりたいと思っている方がいらしたら、ご相談ください。
アドバイス、ご協力ができることがあるかもしれません。
1.その方面で立派な仕事をして、後輩を導く人。先輩。先学。
2.修験道で、山に入って修行を行う際に指導する者。
3.先に立って導いていく人。案内者。指導者。
(※大辞林より)
つまり、四国八十八ヶ所霊場会の先達とは、「弘法大師信仰を拠り所とし、巡拝修行に勤め、さらに、模範・指導者として、四国八十八ヶ所の道案内をはじめ、巡拝道や札所寺院に関する知識を身につけ、人々を遍路へいざない、適切な指示や助言を行う役目のある人」といえるでしょう。
四国八十八ヶ所霊場会では、公認先達制度というものがあり、
筆記試験などはありませんが、一定の条件が定められています。
1.四国八十八ヶ所の札所全てを四回以上巡拝していること
2.四国八十八ヶ所の札所一ヶ寺の住職の推薦を受けること
(四国居住者は居住している県内の札所からの推薦を得なければならない)
3.先達研修会において、所定の課程を修了すること。
(次年度まで猶予はあるが欠席は認められない)
4.先達昇補について
先達→権中先達の場合 2年以上経過し、その間2回以上巡拝
権中先達→中先達の場合 2年以上経過し、その間2回以上巡拝
中先達→権大先達の場合 3年以上経過し、その間3回以上巡拝
権大先達→大先達の場合 3年以上経過し、その間3回以上巡拝
※但し、先達昇補については、年数と回数が揃えば良いというものではなく、その人が昇補に値するかどうか、申請し推薦する札所住職の判断があります。その上で、札所の属する部会及び霊場会本部の審査委員の審査を受けます
5.先達の補任・昇補に際しては、所定の礼録を納めなければならない。
しかし、1.3.5はクリアー出来たたとしても、2.の札所一ヶ寺の住職の推薦をいただくことは、容易なことではありません。
四国に住んでいる人で、札所の檀家であれば、まず問題なく推薦をしてもらえますが、四国以外の他府県から先達になりたいと思う人は・・・
例えば、住んでいる家の近くの真言宗のお寺の「講」に入って、四国八十八ヶ所を巡拝して、そのお寺から札所を紹介してもらって推薦を得る方法とか、
札所の企画する行事に参加して推薦してもらう方法とか、
がありますが、いずれにしても四国以外の人で、真言宗の宗派の檀家寺に無縁の人は、まず先達の推薦を受けることは難しいと思われます。
また、最近四国ブームで霊場札所に対して「四国八十八ヶ所霊場会公認先達」への推薦依頼が激増しているとかで、それぞれの札所は簡単には推薦してくれなくなった、と言われています。
ちなみに申請をする場合、
締め切り日は毎年8月末日で、申請書に「巡拝回数」「総会出席回数」などの必要事項を記入します。そして、上半身の写真を一枚貼付し、住民票を添付して推薦を受ける札所に提出して申請することになっています。
場合によっては巡拝回数確認のため、本人の名前を記入した『納経帳』を推薦を受ける札所に申請書と一緒に提出を求められる場合もあるそうです。
8月31日までに札所に提出された「先達昇補認定申請書」は、それぞれの札所の属する各部会(阿波部会・土佐部会・伊予部会・讃岐部会)の事務局に提出され、各部会での審議会に計られます。
各部会の審議会を通った申請書は、次に善通寺にある四国八十八ヶ所霊場会本部事務局に送られ、霊場会の審議委員会に計られます。そこで適任であると認められた方が、四国八十八ヶ所霊場会公認先達として認定許可を頂くことが出来ます。
そして、11月の中旬までに、審査結果は郵送にて本人宛てに合否の連絡がされます。
但し、認定許可をいただいた場合でも、12月上旬に善通寺で開催される『先達研修会』に必ず出席して、先達の研修を受けなければ、最終的に四国八十八ヶ所霊場会公認先達の認証資格を得ることはできません。
もし当日研修会に欠席した場合、翌年に限り申請手続きは免除され、翌年の研修会に出席すれば先達の認証資格を取得することが出来ます。
ちなみに当方は、関東在住者。家も真言宗ではありません。
ただ、思う事あり、必死に四国八十八ヶ所を巡拝していました。
すると、3回目の巡拝時に、とある札所の住職に、納経所にて
「君は今度お参りしたら先達になれる。うちのお寺から推薦するから、次回申し出なさい。」と言っていただきました。
仏様は見ています。
ただ回数を重ねるスタンプラリー的な遍路をする方は、どんなに回数を重ねても先達にはなれないでしょう・・・
もし、真剣に先達になりたいと思っている方がいらしたら、ご相談ください。
アドバイス、ご協力ができることがあるかもしれません。
2012年5月11日
閏年 逆打ち遍路は功徳倍増!
閏年に逆打ち遍路をすると、ご利益が倍になる!
ということをご存知ですか?
☆詳しくはコチラをご覧ください→http://henrosanpoukai.jp/gyaku_uti.html#gyakuuti
そしてとうとう・・・
閏年限定!四国八十八ヶ所「逆打ち納経帳」が発売されました。
ご用命は http://www.narutokanko.co.jp/monzen/monzen.htm
2012年5月10日
四国88カ所 開創1200年 ハンテン手拭い
遍路三宝会が提携している第一番札所 霊前寺すぐ「門前一番街」にて、
四国88カ所開創1200年記念『ハンテン型の手拭い』が発売されました!
カラフルな 三色の 手拭いを ハンテン型に 畳んでありますv(^-^)vさぁ あなたは この ハンテンを 広げる勇気がありますか(^^;?
630円で 新発売!!
門前一番街にて先行発売中です!!
ご用命は http://www.narutokanko.co.jp/monzen/monzen.htm
または、こちらのコメントよりお知らせいただければ、手配いたします。
2012年5月1日
【代参の貴重資料】明治~大正時代の四国八十八ヵ所 代理参拝
遍路三宝会の所蔵品紹介。
年月が経過しているので、保存状態が良いわけではないですが、貴重な遍路の資料です。
善通寺誕生院の明治~大正時代代参(代理参拝)
善通寺誕生院 第52代法主
当時、四国八十八ケ所霊場会長
お大師様生家の子孫にあたる。
(明治初年に、善通寺と誕生院が合併、現在に至る)
佐伯宥粲僧正の功績
大正14年10月7日四国直傳弘法大師尾張八十八ヶ所霊場
『知多半島四国直伝弘法大師八十八ケ所』(通称:直伝弘法さん)を開祖される。
※知多四国八十八ヶ所霊場とは異なります。
~表紙画像より順に画像にて紹介~
四国八十八ヵ所巡拝路図
産湯井と、産湯にて体を洗う
誕生時の大師(真魚)の絵
修行弘法大師御影
現在、よく見かける修行大師の絵(御影)は、
下の画像の様に書かれているのが多いが・・・
遍路用品店「門前一番街」さんにて販売されている納経帳です。
佐伯宥粲僧正(中央)と共に出発する代参巡拝団
よく見ると、皆さんの菅笠には
迷故三界城
悟故十方空
本来無東西
何処有南北
悟故十方空
本来無東西
何処有南北
訳:
迷うが故に三界は城なり、
悟るが故に十方は空なり、
本来東西無く、
いずくんぞ南北あらん
悟るが故に十方は空なり、
本来東西無く、
いずくんぞ南北あらん
など書かれていない・・・
そもそもこの四句の偈文は、在家信者の葬送の時、僧が棺の天蓋や骨壺に記す四句で、
真言宗や禅宗の教えの中に出てきます。
天蓋は仏像の上方にかざしたり、葬送の棺に差し掛ける笠を言います。
かつて遍路道中に亡くなられたお遍路さんの
金剛杖を墓標、菅笠を天蓋として葬られたといえます。
真言宗や禅宗の教えの中に出てきます。
天蓋は仏像の上方にかざしたり、葬送の棺に差し掛ける笠を言います。
かつて遍路道中に亡くなられたお遍路さんの
金剛杖を墓標、菅笠を天蓋として葬られたといえます。
四国代参序(四国代参のわけ)
代参規定
志納者各位に対する待遇法
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