2012年4月18日

京都 三弘法参り

急遽、用事があり四国入り。
せっかくの機会なので、京都経由とし、三弘法参りをしてきました。

まずは東寺から


到着も早かったので、朝勤行に参加させていただきました。
東寺ならではの独特の節まわしが印象的でした。
ちなみに、東寺の納経時間は朝8:30~です。
(駐車場 一般600円)

続いて、仁和寺へ
お天気も良く、桜が満開のベストシーズン!
ものすごい混みようで、駐車場に入るまでに時間がかかりました・・・(駐車場 一般500円)

 ちなみに、仁和寺の三弘法参りの納経所は、仁王門くぐってすぐ左の御殿の中です。

続いて、神光院へ


静かに佇む神光院。とても落ち着く寺院でした。(駐車場 無料)
住職が不在ということで、納経帳をお預けし、後日自宅へ郵送していただきました。

無事に届いた納経帳がこちら!
表紙には、お大師様が☆専用朱印帳(700円)
それぞれの寺院が授与していた由来の御守(各500円)
東寺=菅笠/仁和寺=金剛杖/神光院=納札箱
 木札守(各200円)と満願証(100円)
 木札守と満願証の専用ケース(100円)
朝一番にお参りしても、ゆっくりお参りすると半日はかかるでしょう。
お四国参り前に、昔の人々は歩いてお参りしていたかと思うと、本当に頭が下がります。

遍路のたびに三弘法参りはなかなか大変かと思いますが、
「正月三が日(松の内)にお参りすれば、1年中厄が祓われる」
「お大師様のご縁日(毎月21日)にお参りする」等の風習もあるとのこと。

京都のお大師様ゆかりのお寺へ、一度はお参りされてはいかがでしょうか?

代参のご依頼は 遍参講へ  お気軽にご相談ください
 http://henrosanpoukai.jp/

石上布留神社

東寺の納経所が開くまで時間があったので、
「四国路・東寺・高野山に参ったとしてもここに参らなければ利益がない」と言われている石上布留神社を探してみました。

昔は東寺境内にあったという知識しかなく、事前に住所などを調べておけばよかったのですが・・・
東寺で清掃をしている方、地元の方に尋ねても、知っている人がいない・・・

東寺のまわりをどれくらい歩いたであろう(==;)
もうあきらめようかと思いつつ、この方で最後!と聞いた方がご存知だった!


弘仁14年(823年)から明治4年まで東寺執行(財政部門)を務めた阿刀家の斎壇です。
阿刀家は弘法大師の生母の里方であり、阿刀家の女婿となった阿刀大足の時に政所となりました。
境内にある波切不動明王は弘法大師の地盤である不動明王と云われ、四国路・東寺・高野山に参ったとしても波切不動明王に参らなければ利益がないと言われているそうです。
ここは東寺の東北にあたり、鬼門を守る神社でもあったといいます。

ようやく辿り着いた時は感無量!!
四国路・東寺・高野山と幾度かお参りをしているも、ここに参れたのは初めて!!
ご縁をいただけたことに感謝し、益々精進することを誓い、
石上布留神社を後にしました。

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2012年4月11日

善通寺 五重塔特別公開のお知らせ

総本山善通寺の五重塔(国登録有形文化財)特別公開されます!

善通寺五重塔(国登録有形文化財)は、江戸時代・弘化2年(1845)仁孝天皇の御綸旨により再建がはじまり、明治35年(1902)に完成した、国内で3番目の高さを誇る木造塔です(基壇~相輪頂:約43m)。創建以来、倒壊・再建をくりかえし、現在の塔は4代目です。

下記の期間、初層と2層の内部を特別公開いたします。
初層に安置される五智如来(うち大日如来は非公開)や慈雲尊者揮毫の種子八方天が拝観でき、また、心柱が宙吊りになっている特異な構造(懸垂工法)も実見できます。

期間:平成24年4月29日(日・祝)~5月6日(日)
時間:午前9時から午後4時
観覧料:300円(高校生以下100円)



善通寺HPより http://www.zentsuji.com/

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2012年4月4日

三弘法参り 復興

京都新聞から。http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/120403/wlf12040319510013-n1.htm

お大師さまゆかりの東寺(京都市南区)、仁和寺(右京区)、神光院(北区)の3カ寺が3日、かつて四国八十八カ所霊場へ旅立つ前に参拝したと伝わる「京都三弘法まいり」を復興させると発表した。

記念法要を東寺で営み、朱印帳や木札を新調して授与を始めた。

三弘法まいりは江戸中期に始まったとされ、東寺で菅笠(すげがさ)、仁和寺で金剛杖(づえ)、神光院で納札箱を調えて四国霊場へ出発し、巡礼後にお礼参りする習慣があった。

明治時代以降に衰退し、今ではほとんど見られなくなったが、霊場巡りの新設や復興が相次ぐ中、3カ寺は、空海の教えに触れて、心豊かに暮らしてもらおうと、昨年から復興準備を進めた。

伝承に合わせて、菅笠、金剛杖、納札箱を描いた木札(各200円)を新たに作られ、
各寺院で求めた木札を「満願証」(100円)とセットにして専用ケースに入れられる。


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