2011年10月31日

中国三十三観音霊場 岡山県内巡拝 2

中国三十三観音霊場
二番札所 上寺山 餘慶寺

(うえでらさん よけいじ)


本尊:千手観音
東向き観音の霊験
 吉井川の流れを見下ろす小高い山の上に上寺山餘慶寺は甍を連ねている。天平勝宝元年(749年)報恩大師によって開山された。
  往古には、東の山の峰から太陽が昇るのを拝むのに適した所といわれたことから、日待山日輪寺と称し、備前48ヶ寺のひ とつとして栄えた。
  平安時代には、慈覚大師が再興し本覚寺と改めた。その後、近衛天皇の勅願所となり上寺山餘慶寺と改め、国家の安泰と五 穀豊穣を祈願した。武家時代には赤松則宗公の信仰を得て、さらには宇喜多氏、池田藩主の尊崇と保護を得ておおいに栄えた。
  山内には本堂(観音堂)薬師堂、三重塔、地蔵堂、鐘楼、山王社、愛宕社、開山堂などの諸堂が伽藍を連ね、かつては7院 13坊といわれた支院は、恵亮院、本乗院、吉祥院、定光院、明王院、圓乗院の6院が現存している。
さらに山内は豊原北島神 社とも隣接し、平安時代より発展した神仏習合の姿を遺存している。
(中国三十三観音霊場HPより)

本堂

東向き観音と三重の塔

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2011年10月30日

中国三十三観音霊場 岡山県内巡拝 1

9月16日の四国八十八ヵ所霊場会先達大会が
岡山で開催されたのに合わせて、
中国三十三観音霊場の岡山県内札所を
巡拝してきました。

中国三十三観音霊場会発行(西大寺さんオススメ)
最新、納経(差し込み式)兼御姿入れ

一番札所 金陵山 西大寺
(きんりょうざん さいだいじ)


本尊:千手観音

約1200年の歴史を誇る西大寺は、千手観世音菩薩様を本尊仏として古来より親しまれ信仰され、町衆の暮らし全般に影響を与えてきました。
  岡山県三大河川の一つ吉井川河口は、瀬戸内海に注ぐ水運の要衝にあって、また深い観音信仰と相まって発展してしてきたことは現在の古い町並みをもって、十二分にうかがい知る事ができます。広い境内には本堂をはじめ仁王門・三重塔・大師堂・経蔵・客殿・鎮守堂などが配され歴史の深さ、たいへんな繁栄ぶりが偲ばれます。
  鎮守堂には、一山の守護神である牛玉所大権現と金毘羅大権現が合祀され、会陽(裸祭り)は牛玉信仰が特異な行事に発展したもので、その起こりは開山住職・安隆上人が修正会を催したことによります。
  ともあれ町中にあって吉井川河畔に映る情景は、現代人の心を揺さぶるに足りる憧憬とも言えます。(中国三十三観音霊場HPより)

本堂。バタバタで正面から撮影出来ず・・・

三重の塔

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